2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術14

重要な感度分析 考えることの比較すべき点を一種の数式に模して、変数化・定数化という概念で考えればよいということを主張してきました。 このような考え方にしたがって結論を出したとき、必ずやって欲しいことがあります。それは感度分析です。 感度分析と…

ルパン3世

前回の「今週のお題」のアニメではカリオストロの城を選びました。ということで、マイ・フェイバレット・ソングスもルパン3世を選んでみました。 ルパン3世といえば、やはりチャーリー・コーセーのエンディング。これが最高の曲だと思います。いつ聞いても…

トスカーナのTボーンステーキ

海外駐在をする上で重要なことは? という問いのひとつの回答として、「なんでも食べられること」をあげたいと思います。海外での楽しみのひとつは、日本ではなかなか食べられないものを楽しめることがかなり占めるのではないかと思っています。好き嫌いがな…

中古タンカーを利用して植林船を作る

環境問題の研究をしていたとき、「いかに熱帯雨林を守っていくか」から発想したアイデアです。植林がひとつの活動ですが、植生を考えるとその地域の植物を育てて植樹していかないと生態系を乱します。苗を効率的に育てる場も必要です。 一方で、大型の中古タ…

考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術13

ものさしとしてのフレームワーク ものさしとしてのフレームワークについて述べます。フレームワークとは、ウィッキペディアによれば、開発・運用・意思決定を行う際に、その基礎となる規則・構造・アイデア・思想などの集合のこと。日本語では「枠組み」など…

カリオストロの城

今週のお題「好きなアニメ映画」たぶん多くの人が上げると思いますが、ルパン3世の「カリオストロの城」ですね。 ルパン3世は子供の頃もっとも好きなアニメで、とにかくヨーロッパの風景の美しさに惹かれました。実際駐在をして、車で走っていると、これは…

フェルメール2

今回も前回に続きフェルメールを紹介します。 人物画は女性画が多いのですが、あえて地理学者を選びたいと思います。 占星学者と対の作品ですが、こちらの方が色鮮やかで、光の美しさを感じる作品です。

考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術12

比較して評価する尺度、基準 前回はものさしとして、いわゆる分類としての手法、共通化と差異化を述べてきました。 今回は比較して評価するという観点から自分なりの尺度、基準をどのようにしていくかという観点から述べたいと思います。まずものさしとして…

プライベート製本サービス

前回に引き続き、電子書籍からのアイデアです。 電子書籍がいよいよ本格化してきました。 読書好きにとっては、相反する2つの思いがあるのではないでしょうか? 本を置く場所や必要な本をすぐに検索したいと思ったとき、やはり電子書籍は便利。どこにでも小…

考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術11

ものさしについて 今回から、考える対象をはかるものさしについて書きたいと思います。 私が考えるものさしの基本は共通化と差異化です。この共通化、差異化の概念は、グレゴリー・ベイトソンの「精神と自然」に詳しい記述があり、ビジネススクール時代に先…

憂歌団

一回目でもカバー曲として紹介しましたが、10/2にドラムの島田さんが亡くなられました。合掌。 大阪の大ブルースバンドです。とにかくソウルフルでかっこいいバンドでした。 ボーカルの木村さんが新世界のビリケンに似ていると思うのは私だけでしょうか?オ…

フェルメール

関西ではマウリッツハイス美術館展、エルグレコ展、シャガール展、大エルミタージュ美術館展と豪華な美術展が目白押しです。マウリッツハイス美術館展のやはり売り物はフェルメール。私も駐在時代はデンハーグまで「デルフトの眺望」を見に行きました。今回…

EU気質

日本人は欧米というくくりをすぐしますが、欧州と米国はかなり異なります。欧州でも随分違いがあります。そもそも言葉自体が違いますし、民族も国家の形態も多様です。ビジネスで欧州を見る場合も、欧州をひとつの市場と見るよりは、いくつかのセグメントに…

考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術10

イシューを分析する 今回は前回に書いたイシューからさらによりよい解を求めるために、安宅氏の「イシューからはじめよ」に基づいてイシューの分析について述べます。イシュー分析とは、解の質を高め生産性を大きく向上させることでバリューのある仕事につな…