考えろ、考えろってどうしたらいいの? 意外と知らない「考える」技術10

イシューを分析する
今回は前回に書いたイシューからさらによりよい解を求めるために、安宅氏の「イシューからはじめよ」に基づいてイシューの分析について述べます。

イシュー分析とは、解の質を高め生産性を大きく向上させることでバリューのある仕事につなげていくことを目的に行われ、「ストーリーライン」づくりとそれにもとづく「絵コンテづくり」行う。

活動の全体像を明らかにし、イシューの構造を明確にしてサブイシューに分解していく。多くの場合、イシューは大きな問いなのでいきなり答えを見出すことは難しいことから、おおもとのイシューを答えを出せるレベルまで分解していく。
イシューを分解するには型があり、
Where、What、How
 機能、形態、しくみ
 時間的流れ
 空間的配置
といったような形でもれなくダブリなく分解します。

サブイシューについても仮説を構築し、ストーリーライン(文章によるポイントの箇条書き)と関係性を明らかにして絵コンテ(図解化)します。

文章(左脳)と絵コンテ(右脳)
文章(左脳)と絵コンテ(右脳)をそれぞれ示すことで理解を深めていくと言うこと。プレゼンテーションも文章だけでなく、視覚化することで理解は深まっていきます。ひとつのイメージ図がすべてを言い表すと言うことも仕事をしていればたまに出くわすことになります。考えを伝えていく工夫としても図解する、イメージ化することは大切な手法のひとつとなります。