古民家活用と古本喫茶・貸本喫茶

最近古民家を活用したカフェや飲食店が増えてきました。今まで古い建物はなかなか利用のできない負債のような扱いでしたが、資産として活用できれば資源の有効にもつながるのではないかと思います。日本は不動産では随分資産の蓄積もあり、いろいろな地域でも古民家活用の取り組みがはじまっているように思います。
例えば、先日正倉院展を訪問した奈良でも、ならまち周辺は今までの家屋を活用していろいろなお店が立ち並んでおり、町の雰囲気を残したまま非常によい町おこしができていました。昔に比べ、ものすごく活気のある町に変わっており、うれしく思いました。

欧州でも古本の町、骨董品の町があり、週末には多数の人が訪問してにぎわっています。古民家ではスペースもあることから、喫茶や食事機能もつけた古本屋、貸本屋を開いてはどうでしょうか?できれば、専門ジャンルをいくつかに分けてはしごができるような町並みができれば、本好きにとっては楽しい空間になりそうです。ちょっとした絵・骨董品や音楽なども添えれば最高です。そのような町並みができれば、私自身も引退したら写真集専門の古本屋兼喫茶店を開いてみたいなと夢見たりしています。