2012-09-14 ピサロ この一枚 今回はカミーユ・ピサロです。カリブ海のセント・トーマス島出身のフランス人で、印象派の巨匠の一人です。風景画だけでなく農民を題材にした絵画も多く、点描画にもチャレンジするなど、作品は多彩です。この夏には神戸で「ピサロと印象派展」という展示会があり、見に行きました。その展示会にも出展されていた作品である「ポントワーズ ライ麦畑とマチュランの丘」を選びました。 ライ麦の実った風景が子供の頃見た稲穂の実った風景を思い出され、ノスタルジックな気持ちになるので、大好きです。駐在していた頃、水田に稲穂が実った風景が私の一番思い出す日本の風景でした。